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NMAT・JMAT試験において、言語と非言語はどちらが大切か？

結論から申しますと、「どちらも非常に重要」です。言語（国語）は日常で使っていますので、つい後回しや軽視しがちですが、国際化、IT化の進展で、国語力の重要性は増しております。情報化や国際化された社会だからこそ、コミュニケーションにおいて、ニュアンスが全く伝わらないことが実際に起きています。したがって、日本人以外の方とのコミュニケーションや、日本人同士でのメールでの伝達事項においては、先ず自分の中で、しっかり正確な日本語（文章）を組み立ててから、相手に伝えないとなりませんし、逆にメールを読む立場になっても、この文章は、正確にはどう理解したらよいのか？という問題が日々生じています。ですので、これから益々、日本語を論理的に考え伝えていくことが大切だと、文部科学省の文化審議会で議論になっています。
そして、IT化の発達で、SNSで、短文（一行）でのやり取りが日常化していますが（SNSがダメというわけではありません）、日本人同士でも、メールで正確に細かく状況を伝えないと相手にきちんと伝わらないからです。例えば、「風邪を引きました。」とメールしても、過去に風邪を引いて現在は治っているのか？または、現在風邪を引いている最中なのか？で全く意味が違うからです。そのような背景からも、NMAT・JMATにおける言語（国語）は、さらに重要視される傾向にあります。
そして、非言語（数学系）については、世界共通の数字を正確に扱うことは絶対条件になります。日常の、商売でも、割引（割合を利用）をしても利益が出る価格設定や、事務作業においても、Excelでの表計算などはビジネスに必須ですし、ビジネスでは数式を自分で立てたりする場面もあるでしょう。そして、業績（個人成績）のプレゼンの際にも、前年度比●●％増の売り上げ達成・・などご自身で割合の理解を完全にした上でプレゼンしないと質問にすら答えられません。そして、これらのことを正確に相手に伝えるためには、正確な国語力が必要でありますので、言語と非言語は密接な関係があります。非言語が苦手な人でも、試験で言語が出来れば、その後の訓練次第で、ビジネスに必要な数学的能力が期待でいると評価されます。逆に言語が苦手な人でも、訓練し、改善と向上が出来れば、今まで以上に、ビジネスで実績が出せると評価されると思います。企業は、実際に言語も非言語も両方重要視していますので、なんとなく得意だから・・・という感覚は捨てて、しっかりとした訓練が必要になります。NMAT・JMATは偏差値換算の受験者同士の競争（序列化）になりますので、できるだけ順位を上げていただきたいと思っております。